映画「極道大戦争」

映画 極道大戦争

不死身のヤクザ・神浦に憧れて極道の道に進んだ三下の影山、しかし神浦は実はヴァンパイアだった。
奇想天外エンタテインメント・アクションムービーです。

『悪の教典』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』『藁の楯』の三池崇史監督が制作したオリジナルストーリー映画。
この作品で第6回オアハカ映画祭最優秀監督賞を受賞した。

主人公・影山亜喜良役は『ROOKIES』などで知られる市原隼人です。組長・神浦役はリリー・フランキーです。
インドネシアのバイオレンスアクション『ザ・レイド』のヤヤン・ルヒアンも出演しています。

ヤクザの親分・神浦は不死身と噂の伝説ヤクザです。そんな神浦に憧れてヤクザの世界に入った影山亜喜良は、三下のヤクザのまま商店街で退屈な毎日を送っていました。そんなある日、神浦の命を狙うヴァンパイア・ハンターたちが現れます。


死闘の果てに倒れてしまった神浦は、死にぎわに影山の首筋に噛みつき「ヤクザヴァンパイアとして生きろ」と言葉を残して絶命します。
影山は、神浦の後継者のヤクザヴァンパイアとして覚醒してしまうのです。

喉の渇きを覚えた影山は、我慢ができず一般人を噛んでしまうのですが、その一般人(カタギ)はヤクザへと変貌しカタギヤクザとなってしまいます。どうやら影山が噛むと普通の人がヤクザ化してしまうのでした。
そのカタギヤクザは見境なく一般人を次々に噛み、商店街はカタギヤクザでいっぱいになってしまいます
本物のヤクザは困って警察署に駆け込んでしまうのですが警察官もカタギヤクザになっている始末です。

そのような混乱した状況で、神浦を殺したヴァンパイア・ハンターが再び現れます。
また、新たな敵KAERUも現れます。KAERUは巨大化してビームを放ち、火を吹くような、荒唐無稽な戦闘を繰り広げるのですが、その戦いに影山は勝利し、飛び立っていきます。

全編に渡って、人を選ぶ内容ですが、本格的なアクションもあります。シュールでカオスな展開を楽しむ映画です。

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